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お金、人、場所の問題なんかが簡単に解決して、思いを持った時にすぐ前に進める。  そういう人があちこちにいる社会にする、それが僕の夢です。

副業からスタートしたコミュニティ運営のサポートを事業にまで成長させた中野順一郎氏

人と人が繋がる先に見出すのは「何者にも邪魔されず夢を実現できる社会」

果たしてそんなことが可能なのだろうか。

その実現のために彼が行う次なる事業展開とは。

詳しくお話を伺いました。

 

集客特化のコミュニティーデザイナー

 

――現在の事業内容を教えてください。

 

簡単に説明する時はホームページの製作と言っているんですけど(笑)

実際は団体や企業、人の集まるスペースの運営全般をサポートしています。

 

コミュニティの人数を増やしたり、集客をすることに特化した会社でして、場所をお持ちの方であれば交流会やセミナー等を企画して、その中でホームページを作ったり口コミを起こしたりチラシやフェイスブックで拡散して、集客の部分もフォローしていきます。

 

特に難しい事ではないので、簡単な所から一緒にやっていきましょうという感じですね。

 

――どういった経緯で今のビジネスを始めたんですか?

 

前職がパソコンメーカーの営業職でして、代理店を集めて行う会や知り合った人を集めてランチミーティングを始めたんですよ。

 

それが発展して「運営を手伝って欲しい」といった声が出てきて、今のビジネスが生まれたんです。

 

ホームページ製作はサラリーマン時代から副業としてやっていたんですが、ランチ会のページを作ったらそこを経由して人が集まり始めたんです。

 

そしたら次は「どうやって集めたか教えて欲しい」とか「集客を手伝ってほしい」と言われて、これもビジネスに発展していきました。ですので、どちらがメインとかではなく、相乗効果で拡大していったような感じです。

 

たまに何屋さんですか?って聞かれることがあって、答えに困ってしまうのでコミュニティーデザイナーと名乗っています(笑)

 

――顧客にはどういった人がいますか?

 

30~50代ぐらいが一番多くて、性別は男女ともにいらっしゃいます。

何かコミュニティを作りたい方や情報を発信したい方ですね。

 

――その方々はどういった目的でコミュニティを作るんでしょうか。

 

僕が関わっている一番大きいビジネスマッチングの団体があるんですが、売りたい人が来た時に買いたい人が自然に集まる場所にしたい。そういう理念で運営をされています。

 

実は僕も同じ様な想いを持っていたんです。

 

人に役立つ、繋がることで何かが生まれる場所を作りたい。だからその団体に一緒にやらないかと誘って頂いたときは、即答で「やらせて下さい」と答えました。

 

――起業されたのはいつ頃ですか?

 

サラリーマン時代に交流会の主催を始めたのが2011年2月、今の形でビジネスを始めたのは2013年3月ですね。

 

実は2012年に独立をしていまして、その時はサーバー等のIT機器を売りながら、「ITなんでもコンサルタント」としてやっていたんです。

 

パソコンメーカーに勤めた経験の延長線上でやれるだろうと思っていたんですが、なかなか難しく失敗に終わってしまいました。

 

その直後、システム開発の会社の人事に業務委託という形で関わるようになったんですが、不義理なことをされてしまい離れることにしました。

 

その時に、自分が本当にしたいことは何だろうかと改めて考えたんです。

 

それで「何かをしたいと思った時に助けてくれる、受け入れてくれる人が現れるような場所が作りたいんだ」ということに気付いたんです。

 

自分にしかない強みがある

 

ずっと自分は素人で、世の中にはもっとすごいクリエイターがたくさんいる、だからこれを仕事にするのは厳しいだろうって思い込んでいたんです。

 

けれど、今までの交流会を振り返ってみて、実際にしっかりとホームページで集客できているし、それを実践し続けてきたウェブ製作会社は他に無いんじゃないかなと思ったんです。

 

じゃあそれを全力で取り組んでいこうと決めて、交流会を一生懸命やって人を集め続けました。こういう強みを持っているウェブ製作会社っていう事に説得力を持たせていったんです。

 

――独立してから辛かった時期はありましたか?

 

先程も話した2012年の9月から2013年3月までシステム開発の人事をしていた時くらいですね。結局は本当にやりたいことではなかったんですね。

 

できるからやっていただけで、そこに対して何か違うなっていう気持ちはずっとあったんですよ。

 

人事での僕の仕事は、プログラマーさんとやりたい仕事を繋げることだと思っていたんですけど、実際に求められるのは会社が求める人材を機械的に集めるだけだったんです。

 

案件ごとに欲しい人材は決まっていて、そこに部品のように人を当てはめていく作業みたいな感じですよ。

 

もちろんそれ自体は仕方のないことですし、何が悪いってことではないんですけどね。

そんな時にお金の事でトラブルがあったんです。

 

見えて来た周りの評価

 

 

あの時は誰も信じられないような状況に陥ってしまいました。

 

でも最終的には自分の向かう方向は自分が一番よくわかっている、だから自分を信じるしかない。踏ん張る為の最後の手段として、その気持ちを持ち続けました。

 

なぜかその時に、周囲の人がちゃんと自分を評価してくれているっていうのが見えて来たんですよ。

 

交流会をやってちゃんとホームページで集客できている、他の業者さんと比べて長くやっているわけでもない僕の技術を当てにしてくれている。じゃあ周りにいるその人たちを大切にしていこうと思ったんです。

 

――中野さんの信念を教えてください。

 

信念と言えるほど強いものかはわからないですが「悩んだらやる、やったら前に進む」ってことですね。

 

例えば仕事の話が来てどうしようか悩んでいても、とりあえず話を聞きに行くとか何らかの行動を起こす。そしたら誰かが引っ張ってくれるんですよ。

 

集めるのは人だけじゃない!

 

――今後どういった事業展開を考えていますか?

 

クラウドファンディング大手サイトの地域版を一緒に運営していこうという誘いを受けていまして、話が進んでいます。

 

何か新しい事をやっていきたい時に、共感して一緒にやってくれる人を集めて同時にお金も集める、そういったことをこの先やっていきます。

 

結局今の世の中では、お金、一緒にやる人、買ってくれる人の問題に直面するんですよね。

 

その解決に向けて一緒に取り組んでいって、利用した人が目標を実現できるための仕組みを作っていきたいですね。

 

――事業を通じて、中野さんが実現させたい夢は何ですか?

 

やりたいことを何にも邪魔されることなく実現できる社会を作っていきたいです。

お金、人、場所の問題なんかが簡単に解決して、思いを持った時にすぐ前に進める。

そういう人があちこちにいる社会にする、それが僕の夢です。

 

――今の体制での実現はなかなか難しいと感じます。

 

そうですね。そのためには組織を作る必要があって、今がまさにそれをしなければいけない時期だと思っています。

 

やはりクラウドファンディングの事業をするにあたっても必要になってきますしね。

 

それと僕は、後を継ぐ者が欲しいんですよ。自分のやっている事業をどんどん次の世代の人に渡していきたいんです。

 

やりたいことを誰にも邪魔されることなく出来る社会って、おそらく10年や20年で実現することは難しいと思っているんですよ。

 

この想いを実現させるために誰かが受け継いで、繋げていって欲しいんですよ。

僕自身のやりたいことをより早く展開する、そして後継者をつくる。

そのためにも組織作りはしなければいけないですね。

 

そして他にも同じ事を考えている人はいると思いますんで、協力しながら実現していきたいと思っています。

 

――独立を考えている人に何かアドバイスをお願いします。

 

少し前に、会社員をされている方で独立したいって言っている方がいたんです。

 

やりたいことはあるんだけど、それがちゃんとお金になるか、仕事として成り立つか心配だと言っていました。

 

でも僕の発想では、お客さんがいるかどうかわからないなら先にお客さんを作ってから始めたらいいと思うんですよ。

 

知り合いをたくさん作って、その人たちの困っていることの中で自分ができることをやっていけばいいんです。それがゆくゆく仕事に繋がっていくんですよね。

 

フェイスブックがちょうど日本で普及し始めた頃、使い方をまだわかってない人が多かったんですよ。

 

僕がITの仕事をしていたのでそういうのに強いっていうイメージもあったし、実際に知識はあったのでいろいろ聞かれるようになりまして。

 

別にお金を取るでもなく教えていたら、お金を払ってちゃんと聞きたいという人が出て来たんです。

 

そんな風に、まずニーズを見つけてからやっていけば自然とビジネスに繋がっていきます。

 

もちろん最初は儲からないと思いますけどね、でもビジネスってそういうところから始まると思いますよ。

 

 

 

 

編集後記

 

彼が見ている未来は、自らの手で実現できない可能性すらある。

もしかすると途方もない話なのかもしれない。

ただ、誰かが最初の一歩を踏み出さなければ決して辿り着かないのだ。

まずは自分のできるところから挑戦することが大事ということを教えてくれる。

次世代に受け継がれながら紡がれる夢の先にはどんな社会が待っているのか。

できればこの目で確かめてみたい。

 

 

取材・文 / 森田 総明

写真   / 細川 俊介


中野 順一郎

関西ユアブリッジ
代表・コミュニティーアドバイザー

金沢大学教育学部卒業後、学習塾講師、Webシステム営業、パソコン周辺機器メーカー営業&ホームページ管理者など経験後、パソコンメーカーFRONTIER(株式会社KOUZIRO)法人営業部大阪営業所長、代理店営業を統括する「リセラー営業推進室」室長に就任。
2012年夏に独立してからは異業種交流会を開催しつつ看護学校や高校入試の入試対策、公務員試験対策(大学向け)を行っていたが、交流会の集客をホームページで行っていたことが評判となり他団体からの制作依頼・運営代行依頼が相次いだ。
現在は様々な団体やサロン、スクール、オンラインショップのホームページ制作や運営支援が主な業務。

一般社団法人BMS 事務局長

講演履歴
2012年7月 亀岡商工会議所青年部(京都府亀岡市)Facebookについて
2012年9月 生命保険会社営業支店主催研修(大阪市)
2012年8月,9月 広告企画会社主催研修(滋賀県大津市)
2012年10月 勉強会主催団体「未来工房」主催研修会(大阪市)
2013年3月 勉強会主催団体「元町ビジネス交流会」主催研修会(神戸市)
2013年4月 勉強会主催団体「JBIC」主催研修会(大阪市)
2013年11月 京都商工会議所(京都府京都市) LINE@について
2015年1月 伊丹市産業・情報センター Jimdo基礎セミナー
2015年1月 一般社団法人My-do メールマガジンセミナー
2016年1月 伊丹市産業・情報センター Jimdo基礎セミナー
2016年5月 ビジネス朝飯会和歌山 セミナー「紹介をもらえるひと・もえらえないひと」

2012年5月より月1〜2回、泉大津市・大阪市でソーシャルメディアやインターネットの活用術についての勉強会を開催。

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