夢を紡ぐwebマガジン【凛】- 夢を紡ぐwebマガジン -

自分が求めていたもの、漠然とした不安、心の中で何かすっきりしなかったものが一気にクリアになったんですよ。

「お金があったら成功・・・必ずしもそうではないですよね。」

そう語るのは、数々の苦難さえも己の血肉に変えた重清純一郎氏。

そんな彼がライフワークと呼ぶ「手帳學」とはどういったものなのか?

彼が思い描く1000万人のバーベキューとは?

詳しくお話を伺いました。

 

ただのタイムマネジメントではない

 

――グローバルリンクスの事業内容を教えてください。

 

セミナー事業、講座を全国各地で開催しています。

「手帳學」と言うと、いわゆる手帳の使い方やタイムマネジメントと思われがちなんですが、実はそうではありません。

 

人生をトータルでマネジメントしていく考え方、メンタル面をベースにしたもので、その上でテクニック・スキルを実践ベースにまで落とし込んでいく講座になります。

 

――具体的にどういう進め方をするんですか?

 

そもそも手帳を使って何かをする・・・というところからのスタートではなくて、確かに手帳を使うのですが、その手帳で自分の過去の経験や才能を振り返ったりすることで、自分自身の人生や生き方を明確にするようにアプローチしていきます。

 

手帳の中にある様々なシートを使って、自分の長所、短所、過去の輝かしいエピソード、試練のエピソード、将来欲しいもの、なりたいもの、そういったことを書き出して、とことん自分を見つめ直しながら、ワークやグループセッションをしていくんです。

 

セミナーではあるんですけど、前に講師が立って受講生が受け身で、何かを教えてもらうというような一般的なセミナー形式ではなくて、自分自身の内面を深掘りしていくような講座内容になっています。

 

――手帳學、セミナーの最終目標はなんですか?

 

お金を稼いだら成功、高級マンションに住む事ができたらすごい、毎月海外旅行にいけたら満足・・・しかしそれだけで本当に最高の人生かと言われたら、必ずしもそうではないですよね。

 

さらには、会社をいくつも経営して資産が何十億もある。表面的には輝いて見えたとしても、その背景で、家族関係は破綻し、健康状態がボロボロになっているとしたら、それは本当の成功とは言えないですよね。

 

日々の忙しい生活に追われて、たとえ地位やステータスがある人でも、もしかして本当は趣味や家族にゆっくり時間を使える方が幸せかもしれない。

 

確かに、周りから見たらステージダウンと捉えられるかもしれないですが、その人にとってはそれこそがステージアップかもしれない。

 

世の中で言われている成功像と違って

『最高に自分らしく輝く』ということ。

これが手帳學での成功の定義です。

 

ライフワークを探して

 

――重清さん自身の手帳學との出会いは?

 

以前はバーの経営、イベント事業、人材紹介、不動産の仲介等を複数同時に事業展開していました。

 

自分にこれだというビジネスやライフワークが必ずあると思って、とにかくいろんなことにチャレンジしていました。

 

手帳學に出会う直前には、アプリ事業を展開しようとした時期がありましてビジネスモデルは非常に素晴らしかったのですが、結局は人間関係が問題で断念しました。

 

その時にふと過去を振り返って、一体自分は何回同じようなことを繰り返すんだろうと思ったんです。

 

そこで、一切仕事をしない期間を1ヶ月ほど作って、本を読んだり、ただボーっとしたり、あらためて自分が本当にやりたい事を考えていたら、出てきたものがありました。

 

手帳學との出会い

 

20代の時にいろんな能力開発、自己啓発やコーチングの商材を試したことがあって、その業界にすごく可能性を感じていました。

 

それによって自分の成長も実感できたので、いずれはその業界に運営側として係わりたいと思っていたのですが、じゃあ今自分がやっていることでそれに近いものはあるかと考えた時に、何も無かった。

 

何か大きな実績や肩書がある訳ではないので、自分にはまだ早いと思っていたんですが、手探りの状態の中、無料でコーチングする事を始めてみたんです。

 

その最初の受講者(現パーソナル事業部部長)に、手帳學の創始者である山本さんの話を聞き、興味が湧いたので会わせてもらいました。

 

すると山本さんが仕事の合間を縫って、特別に僕のために手帳學の入門講座をやってくれたんですが、そこで僕は感動、いや衝撃を受けたんです。

 

クリアな心

 

自分が求めていたもの、漠然とした不安、心の中で何かすっきりしなかったものが一気にクリアになったんですよ。

 

この考え方を世の中に必要としている人がたくさんいるに違いない!そう思って翌日から友人や親しい人にどんどん伝えていきました。

 

山本さんからは、手帳學の全国展開を目指していて、講師を育てていきたいという話を聞いたので、「是非、僕にやらせてほしい」とお願いして、入門講座を受講後1ヶ月も経たずに、自分が講師として講座を始めることになりました。

 

超体育会系

 

――社会に出て一番辛かった時期はいつですか?

 

20代後半に自分のメンタルや営業力を鍛えるために、いくつか内定をもらった中でも超体育会系の不動産会社にあえて入ったんです。そこでは毎日ボロクソに言われてましたね(笑)

 

「ほんま営業力ないなお前」「生きてる価値ないわ」「死んだ方がええんちゃう?」みたいなことをずっと言われ続けて、毎日朝礼で誰かが無茶苦茶怒られて灰皿が飛んでくるみたいな会社でしてね(笑)

 

トイレ行くたびに涙が出たりして、精神的にもギリギリでした。今だから笑えますけど、あの時は根性だけで頑張っていました。

 

そして、確かにメンタル力と営業力は鍛えられたという実感はありましたし、自分の限界を突破出来たんですけど、会社の人間関係はもちろんボロボロでしたよね。

 

心機一転。しかし・・・

 

扱っている商材自体は悪いものじゃなかったので、その会社を辞めて、次は独立している個人事業主の方の下に付いて、また不動産の仕事を始めました。

 

がむしゃらに頑張っていたんですけど、その方とまた馬が合わなくなってきたんですよ、最初からなんとなくそうなるのはわかっていましたけど(笑)

 

当時は、その方の事務所で寝泊まりさせてもらっていたんですけど、夜中2時3時とかに扉をガンッっと蹴られ叩き起こされて「全然動いてないくせに何寝てんねんお前!」みたいな毎日で、またメンタルがぐちゃぐちゃになっていったんですよ。

 

そんな状態なので、寝ている間に突然気持ち悪くなり嘔吐したり、身体的にも精神的にも限界だったので離れざるを得ませんでした。

 

しかし、その方から「給料と言う名の借り払い」という独自の謎の形式で報酬をもらっていたので、「辞めるなら全額返せ」って言われまして・・・・。

 

「また頑張ればいい」

 

とにかくその方と離れたかったので、金融会社を何社も回ってお金を返そうと思ったのですが、全然お金を借りることができなくて、最後はもう親に泣きつくしかありませんでした。

 

今までも親の反対を押し切っては、会社を辞めたり、やりたいことをやっては失敗してたので、両親には本当に言いづらくて、悔しくて屈辱感しか無かったです。

 

状況を打ち明ければ、絶対に怒られて否定されると思いましたが、他にはどうすることもできずに、とうとう両親に話しました。

すると、両親・・・特に父親は全く怒ることなく、そのお金をすっと出してくれました。

 

そして、その時に一言

 

「また頑張ればいいから」と、笑顔でそう言ってくれました。

 

本当に驚きとともに感謝しかなくて、その優しい言葉が、自信を完全に無くしていた僕を救ってくれました。

 

というのが一番どん底の時。

 

それにしても、こんなに頑張ったのに借金しか残ってない自分は本当に価値が無いと思っていましたね。

 

――なかなかハードな経験ですが、そこまで追い詰められてよく乗り越えられましたね。

 

ボロボロにはなっていましたけど諦められなかったんですよね、その時思い描いていた成功って言うのを。

 

それに、根拠のない自信ですけど、自分はこんなもんじゃないって心のどこかでずっと思い続けていました。

 

誰よりも頑張っているという自信はあったのに、結果が出る直前で、なぜかダメになってしまう。そんな状況でも、絶対自分は悪くないし、こんなところでは終わらないぞっていう気持ちが常にどこかにありましたね。

 

自分を信じる

 

 

――事業を始めてからはどうですか?

 

正直、手帳學に出会って今の事業を始めてからは辛いと感じることはないんですよ。確かに色んな問題や課題は毎日のようにありますが、辛いという感覚はないですね。

 

こういうライフワークに携われるのがありがたくて、自分が身を置きたいと思っていた業界で、関わりたいと思う人たちだけと、自由に仕事が出来ることが素晴らしいなと感じる日々に感謝してますね。

 

――重清さんが持ち続ける信念とは?

 

『信じる』それがキーワードですね。

 

まずは自分を、そして自分に係わる人達や周りの人間、そして今起こっている出来事も、うまくいってるのだと信じること。

 

どん底だった時代も、そんな試練があったからこそ今の自分があると思えます。

 

自分を信じるってちょっと傲慢な感じがするかもしれないので、あまり人には言わないんですけど、自分を疑ってばかりだったら何も行動できてなかったと思うんです。

 

そして、僕は基本的には周りの人間も初対面から信じます。もちろん、信じて裏切られることもありますが、その繰り返しで人を見る目が養われてきたと感じますね。

 

自立した人を輩出

 

――グローバルリンクスの今後の展望について聞かせてください。

 

20世紀は、日本経済が大企業に支えられ成長し、みんなで一緒に良くなってきた「みんな一緒」の時代から、21世紀の現在は、個人のあり方や生き方に注目が集まってきている「みんなそれぞれ」の時代に変わっていると思います。

 

今後ますます価値観や生き方が多様化し、自分らしさやそれぞれの才能や役割を明確にしていくということが求められる時代になっていくのは間違いないと思います。

 

その中でどのように発信していくのか。

先日、音楽のアーティストの方に手帳學の交響曲を作ってもらってその発表イベントをさせていただきました。

 

そのアーティストさんのように、ベースの考えが僕らと同じで、なおかつ輝いている人って世の中にたくさんいると思うんですよね。

 

手帳學がすべてってわけではなくて、そういった人達とも、今後は一緒に何かを創っていけたらいいなとは思っていますね。

 

セミナーって受講することによってモチベーションは上がります。しかし、しばらくしてモチベーションが下がってきたらまたセミナーに行く、その繰り返しになる事が多いんですよね。

 

でもそれは一歩間違えば依存になってしまう。

 

確かにセミナー業界のビジネスモデルとしては何度も受講する事で運営側は利益が上がるので、上手なやり方だとは思いますが、僕らはしっかりと自立した人達をどんどん輩出していく企業になりたいんですね。

 

その結果、自分らしく生きている人自身に影響力が出て、依存者を生み出す集団ではなく、自分らしく輝きながら自立する人たちのコミュニティが自然とできていくみたいな。

 

1000万人のバーベキュー

 

今までの20世紀のビジネスって、囲い込み戦略で周りを見えないようにして組織を大きくしていくというやり方が多かったように思うのですが、手帳學ではむしろ反対で、自由に自分らしく動いて輝く人たちを増やしていきたいんです。

 

そして、将来的にはそんなコミュニティが全世界で1000万人に広がっている。そんな未来を創りたいんです。

 

なぜ、バーベキューという表現かというと、バーベキューって自由じゃないですか!肉を焼く人、食べている人、バドミントンで遊んでいる人、一人で自然を感じてる人・・・みたいにいろんな人が自由に自分らしく過ごして良い空間ですよね。

 

だから、実際にバーベキューを1000万人でするという意味ではなくて、自分らしく輝いている人達をどんどん増やしていきたい。

 

それを、1000万人のバーベキューという風に表現しています。

 

――課題はどういったところですか?

 

手帳學というコンテンツは口コミや紹介のみで広げてきたんですけど、それだけでも全国22都市で講座を開催できるくらいに大きくはなりました。

 

しかし、これから飛躍的に拡大していくためにはしっかりした戦略が必要ですし、ウェブ集客やオンラインマーケティングの体制も整えていかなければいけません。

 

もちろんその部分に投資をすればスピードは上がりますが、一方で受け入れ体制、例えば講師やフォローアップがしっかり出来ていなければ、仮に利益が上がったとしても手帳學の本質的な部分が伝わらない可能性があります。

 

求む、伝道者

 

あと、講師等も含めた人材の問題もありますね。

 

僕らがやっていることは「月収7ケタになります!」とか「コミュニケーションスキルが上がってすぐに結婚できます!」っていう表面的にウケが良いものではなくて、もっと根本的、本質的な見えにくい部分なので、それをしっかりと落とし込んで発信できる人材を発掘することですね。

 

――最後に、起業や独立を考えている人に一言お願いします。

 

そう聞かれて出てくる言葉は・・・『考えている程甘くはないよ』ってことですかね。

 

頑張って輝いている人を見た時に、「あの人は最初からすごかったんだ」なんて思いがちですけど、そんなわけないんですよね。

 

その人にだって、何年間もの辛い下積み時代があるんです。とんでもない苦労をして、何回も失敗して、諦めかけて、でもそれを乗り越えて現在の立ち位置にいるんです。

 

現実を知ろう

 

だからこそ、なんとなく今の環境が嫌だからとか、仕事が合ってない気がするっていうだけで独立や起業を目指すモチベーションで取り組んでも上手くいくはずがないですよね。

 

自分が本当に向かいたい目的がない限りは、モチベーションは湧かないし、まして5年、10年、30年・・・とやり続けることなんてほぼ無理です。

 

だからこそ、伝えたいんです。

 

テクニックやスキルに目を移すのではなく、まずは自分の人生の目的をはっきりさせることが大切だと。

 

そして、その先には、予想以上にとんでもなく輝く未来が待っていますと。

 

是非、目先の短期的なものに目を向けるのではなく、長期的に自分らしく輝く生き方を目指して欲しいです。

 

それが手帳學を通して僕が伝えたいことですね。

 

 

 

 

編集後記

 

なんといっても人生経験の濃さが凄い。圧倒されました。元来備えた行動力と、辛い環境に身を置くことで鍛え上げたメンタル。

 

どちらも経営者にとって大切な部分ですが、それを兼ね備えた男です。そんな彼の心をクリアにしたという手帳學。

 

かつて彼が出会い、求めていたものに出会えたように、きっとあなたの人生の本当の目的が見えてくるはずです。

 

「最高に自分らしく輝く」受講する価値はあります。

 

 

 

取材・文 / 森田 総明

写真 / 細川 俊介


重清 純一郎

株式会社グローバルリンクス
代表取締役

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大学卒業後、高級輸入車の国内最大手ディーラーに就職、4年間サラリーマン経験を経て退社。
退社後、通信業の代理店ビジネスに取り組むなど、その他、人材紹介・インバウンド事業・不動産仲介の代理店や、行政書士業、イベント事業、BAR経営など、様々なビジネスを並行。
2016年10月に手帳學に出会い、自ら講師として、東京、静岡、神奈川、福井、大阪、広島、福岡などでセミナー開催。
自分が探し求めていた考え方や人生の在り方を示してくれたこの手帳學を、全国展開中。

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