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今日の仕事。今日お会いする人。今、この瞬間に最善を尽くす。それが、私がずっと思い続けていることです。

「今日の仕事。今日お会いする方。今、この瞬間に最善を尽くす。私がずっと思い続けていることです」真剣な眼差しでそう語る横尾弥寿代さん。

彼女が思う健全な企業の在り方、コーチングという仕事を通じて社会で働く人々に感じて欲しいこととは。詳しい話を伺いました。

 

コーチングという仕事

 

――ではまず、現在の事業内容を教えてください。

 

中小企業で働く人が元気に働いていけるように、個別の社員研修をしております。

 

今まで研修を導入したことが無いような小さな企業で、社員の方、もしくは管理職の方に一対一で研修をしたり、メンタルヘルス研修等をしております。

 

その際、助成金を活用することで少ない負担で導入できますので、社労士の先生と連携してご提案させて頂いております。

 

他に経営者向け事業コーチングの講座、コミュニケーションセミナー、個人向けコーチングやカウンセリングのセッションを行っております。

 

――コーチングとの出会い、そして独立までの経緯を聞かせてください。

 

前職の時に営業の新人研修や個別指導をやっていたんですが、上司のやり方を部下に教えるという方法に行き詰まりを感じていました。

 

そんな時、社内の研修でコーチングに出会えたんですけど、すごく衝撃的で感動したんです。

 

それからはコーチングを導入した指導方法に切り替えて、前向きな気持ちを引き出し、結果も出せるようになりました。

 

その後、本格的に勉強をしてみたいと思って、半年ほどかけて認定を取りました。

 

最初は部下の指導の為に始めたことだったんですけど、当時の顧客の方からご相談を受けたり、経営者の方に社員教育の話をするようになって「一回やってみてよ」って言って頂けるようになったんです。

 

それがきっかけで、独立してやってみようかなと思いました。それに、やっぱりコーチングがそもそも好きだったんですよね。

 

――コーチングのどういった所が好きなんですか?

 

人の可能性を引き出したり、皆さんに前向きになってもらえるところが凄く魅力ですね。

 

今もいろんな手法やスキルを自分なりにプラスしていっています。

 

――では、コーチングを行う人に求められる資質みたいなものはありますか?

 

目の前にいる人を全面的に受容するということですね。人に寄り添って応援していくという立場なので、それが一番大事ですね。

 

収益を上げ続けること

 

――起業して苦労されたのはどういったところですか?

 

まず大変だなと感じたのは、私自身起業するっていう気構えた感じではなく、経営のことをあまり考えずに独立してしまったんです。

 

でも、それを維持していくのにも収益を上げ続けることは必要で、その為にいろいろ考えていかなければいけない。

 

その部分は今でも勉強中ですね。他の経営者の方々からも色々学ばせて貰っています。

 

「研修」を「商品」に

 

――顧客の獲得に関してはどうでしたか?

 

コーチングでもカウンセリングでもそうなんですけど、形の無いものなので、それで一体何が出来るかというのを伝えるのが一番大変ですよね。

 

お客様のところに行って、すぐに一対一でお話しできればいいんですけど、やはりそこに辿り着くまでが大変で。

 

「お客様の抱えている問題点を解決する為のものですよ」というのをどう表現したら解ってもらえるか、というのが難しかったです。

 

最初は全然上手くいかなかったですね。

 

――そういった状況の中で、どうやって現状を変えていったんですか?

 

私はもともと営業職だったので、ガツガツ営業することに抵抗は無かったんです。

 

だからいろいろな所に足を運んでは、お話をさせて頂くということをひたすらやって来ましたね。そうしていく中で、いろいろなご縁ができていきました。

 

そこからは、どうやって「研修」を「商品」にしていくかを試行錯誤を繰り返しながらやってきました。

 

研修の内容そのものをリニューアルするんじゃなくて、どういう組み立てにして、どうタイトル付けしたら納得してもらえるかっていうところですね。

 

あとは、助成金を使うことでお客様の負担を少なくすることができるので、多くの方にご提案できるようになっていきました。

 

コーチングがもたらす効果

 

――コーチングを受けることでどういう風に変わっていくんですか?

 

環境や組織が変われば人は働きやすくなるし、チームワークが良くなったら仕事って上手くいくじゃないですか。

 

その中で、その方の個性や得意なことを活かしながら仕事が出来たら、全体がもっと伸びていきますよね。

 

ご質問のように皆さん自分自身が変わっていく、変わらなければいけないって思っている方が多いんですけど、私は全然そうは思っていないんです。

 

経営者の方にも「そんな無理な要求をしてはいけませんよ」って言っているんですよ(笑)

 

「この人はこういう良いところがある、けどその部分を伸ばせないから悩んでいるんじゃないですか?」っていう話をよくするんです。

 

そしたら「ああ、なるほどね!」と皆さんおっしゃるんです。

 

それぞれが苦手なことを克服するのに時間を使うよりすでに持っている良い部分を発揮する。コーチングはそういう部分を見つけ出す為のものですね。

 

必要な人材は既に揃っている

 

――会社を良くしていく為に、経営者が気をつけなければいけないことは何だと思いますか?

 

そうですね、忠告をするつもりでは無いんですけども…。

 

人の縁って不思議なもので、本当に上手く出来ているんですよ。経営者のところには、その人にとって本当に必要な人材がちゃんと集まって来ているんですよ。

 

でもそれがちゃんと認識できていなくて、出来ない部分ばかり目に付くから上手くいかないんですよ。まずそのことに気付いて欲しいです。

 

会社というものは「人」で出来ているので、経営者の方は従業員を大事に皆さんの能力を伸ばしていって欲しいなと思います。

 

この瞬間に最善を尽くす

 

 

――仕事をする上で、横尾さん自身が大切にしていることはなんですか?

 

とにかく目の前の仕事に全身全霊で取り組むっていうことです。

 

そして、ご縁を大切にすること。これが私の信念です。人生においても結局それが大事ですよね。

 

後悔しても始まらないし、先のことを考えすぎてもしんどくなるだけなので、今出来ることを精一杯やるだけですね。

 

企業の元気が社会貢献

 

――事業を通じて、どういった社会を作っていきたいですか?

 

社会人になってから定年退職まで40年近く仕事をして生きていくんですよね。1日8時間、時間外労働なしでも月170時間くらいは働いているんですよ。

 

人生の大半を占める仕事が順調で楽しければ、プライベートも充実していくし、人生そのものが豊かになっていくと思うんですよ。

 

私は研修を通して、中小企業で働いている人たちが元気に働けるようにと願ってこの仕事をしているので、社員さんが頑張れば会社も元気になるし、中小企業が元気になればそれが社会貢献にもなるかなと思っています。

 

大きな展望では無いんですけど、そのためにコツコツやっています。

 

――そのために、どういう会社運営をしていこうと思っていますか?

 

今、メンタルヘルス研修に関わらせて頂いているんですが、世間では過労死の裁判等が話題になっていますよね。

 

問題を解決するには会社が社内制度を整備していくことが重要なんですが、従業員が個々に持っている心の問題も根深いと思うので、個人のカウンセリングもやっていきたいなと思っています。

 

私はカウンセリング、コーチングを通して、みんなが充実した生活を送れるように、今の仕事を続けていこうと考えています。

 

そして、まだまだ私自身やれることを一生懸命やっている状態が続いているんですが、やはり社会の中で存在価値のある会社にしていきたいなと思っています。

 

そこに未来が繋がっている

 

――では最後に、夢を叶えるために頑張っている人たちへメッセージをお願いします。

 

偉そうなことは言えませんが、人生一度きりなので、夢を叶えるっていうことには挑戦して欲しいですね。

 

独立、起業だけが夢を叶えるということではないと思うんですけど、目標に近づく為の一歩を常に探して行動に移して欲しいなと思います。そこに未来が繋がっていると思うので。

 

足りないものばかり見ていたり、先のことを心配する気持ちに捉われすぎると身動きできなくなるし、時間もエネルギーもすごくロスしていくので、それよりも今出来ることに全力を尽くす事が最優先じゃないですかね。

 

その上で、自分が欲しい未来を明確にして、目の前にある問題を乗り越えていってもらいたいですね。私自身もまだ夢を叶えている最中ですけれど。

 

 

 

 

編集後記

 

企業とそこで働く人たちの幸せや充実した人生を、これほどまで真剣に考えているんだなと、思わず感嘆の声が漏れてしまう程でした。

明るく楽しく、個性が活かせる会社を目指す経営者の皆様。何か社内に不穏な空気を感じている経営者の皆様。

一度お話を聞いてみるといいかも知れませんよ!!

 

 

 

取材・文 / 森田 総明

写真 / 細川 俊介


横尾 弥寿代

ビーイングコーチングオフィス
代表

保険会社に営業職として入社。
2007年、本社組織の人材育成チームに異動した時にコーチングと出会い、のべ1000人を超える新人営業職の指導コーチングを行う。
半年をかけて認定を取得し、2013年に独立。
大阪市内を中心に大阪、京都、神戸で活動(コーチング・研修・セミナー等)を続ける。
2017年3月よりオフィスを京都市に移転。

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